給料日、朝も早よから社長からメールがありました。
「給料を振り込みましたので確認下さい。」
朝から(恩着せがましい)メールをよこすなんて嫌な予感が・・・
今日、絶対に会社辞める。
社長がこのクソ忙しい月末に「今日は会社を休ませてほしい」と言い出しました。
そうなんです。自分が休むからメールを送ってきたのです。
本当でしたら社長はオーナー社長ですし・・・
休むことなど本人が決めることですし・・・
社員がとやかく言うことはできませんが・・・今日休まれると本当に困る。
月末に向けて、社長しか対応できない入金督促の電話など一般社員には何もできません。
前から色々な理由を作っては休みがちな社長ではありますが、今日ばかりは本当に許せなかった。
会社は誰が見ても苦しい状況。お金絡みの厳しい電話がたくさんかかってくることは誰もがわかる。
社長は逃げたのか・・・そう感じました。
もう限界だ。こんな社長の元で働きたくない。1日だってこの会社にいたくない。
糸が切れた瞬間でした。
今日、絶対に会社辞める。
そうと決まれば仕事なんてしてられない。
気づいたらスマホで「退職代行」を調べていました。
今日(金曜日)を最後の出勤日として残りは有給消化、月曜日から会社に行くのをやめよう。
契約期間というものは存在しないし強行退職することに決めました。
ただ、退職代行を調べていて思ったのは
このまま社長に会わないまま辞めるのは危険な気も。
「嫌がらせ」をされるかもしれません。
・離職票を出さない
・不当な損害賠償請求
・懲戒免職扱い
などなど考えたらキリがなくなってきました。
さすがにそんなことされないよ・・・
例えされても、大丈夫だよ・・・
冷静に考えればわかりますがこのときは本当にパニック状態でした。
なので、後で何かがあったときのために・・・
「弁護士さんによる退職代行」に依頼することにしました。
念には念を・・・小心者なもので・・・
弁護士さんに退職代行を依頼する。
「弁護士 退職代行」などで調べると色々出てきますが
まずは相談の予約をとって・・・などという時間は無いので即日OK、メールOKな弁護士さんを探してすぐにメールをしました。

すぐに返信が来ました。

一筋の光が見えました。
もう迷いは一切ありませんでした。

私、ようやく退職できるんだーーーーーーーーーーーーー



レスポンスが非常に早く助かりました。
こういう時の迅速さって本当に心の支えになりますね。
そうと決まれば、退職届としてすぐに社長にメールしました。(退職届のフォーマット通りに記入)
●月曜日から14日間、有給を使って休ませてもらうということ。
●期間に定めのある雇用契約でないので、解約の申し入れの日から二週間を経過することによって雇用は終了するという法には当てはまること。
社長からの連絡はしばらくなかったのですが、夕方過ぎに受理したんだかしてないんだか軽い返信メールが来たので
「退職を受理していただきありがとうございます。」と返信。
あとは今日を最後の出勤とする準備を始めました。
今日を最後に強行退職。やることは3つだけ。
①社内に報告。
いわゆるワンオペ体制だったので、自分の仕事を同僚たちに押し付けることになるのでとにかく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
8年間仕事で泣くことなんてなかった私ですが、同僚に話すときには涙が溢れ止まりませんでした。
迷惑をかけて本当に申し訳ない。
②取引先に退職報告のメール。
③身辺整理
いつ退職してもいいように少しずつ準備はしてきたつもりでしたが
いざ退職!となると身辺整理は想像以上に大変でした。
身の回りは常にきれいにしておくべきだと改めて思いました。色々な意味で・・・
8年間勤めた会社をほぼバックレの強行退職で辞めます!長くて長くて長い日々でした。
30代という貴重な時間をこの会社で過ごしてしまったこと
なんでもっと早く辞められなかったのだろうと後悔しかなく
帰り道は自分の愚かさに涙が止まりませんでした。
人生は一度きりで、今は今しかありません。
辞めるという選択肢、逃げるという選択肢があること
その選択肢は悪いことではないということがやっとわかりました。
遅かったですが、実行できて本当によかった。
こんな辞め方は無責任だとわかっています。社会人失格だとわかっています。
でも、退職できて本当によかった。
私の選択は間違ってなかった。きっと何年経ってもそう思えると思います。
会社はいつだって辞めて良い!バックレでも良い!自分が幸せだと思える道を歩みましょう!
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